内科診療では、季節性の風邪、花粉症、インフルエンザなどの急性期の疾患から、高血圧、糖尿病、高尿酸血症などの慢性内科疾患も診察しています。当院では腎臓内科も併設しており、高血圧やむくみ、尿たんぱくなどの尿の異常所見など、腎臓疾患が疑われる症状も診療します。

腎臓内科外来

当院では、日本腎臓学会認定腎臓専門医が、腎臓病外来診療を行っています。腎臓病は、急性腎障害と慢性腎臓病（※）に分類され、どちらにも外来対応しますが、生活習慣病などを原因とする慢性腎臓病がとても多いです。
※慢性腎臓病に関する詳しいお話は当ホームページ別頁をご参照下さい。

西クリニックの看護師（NS）

透析室の看護師は、患者さんと深い信頼関係を築き、心温まるケアを提供すること、専門性を高め、常に最新の医療を提供し、患者さんとご家族の生活の質の向上を目指すことを役割としています。
患者さん一人ひとりの個性と状況を理解し、不安や悩みを丁寧に聞き、共に解決策を見つけていきたいと考えています。また、透析治療は単なる医療行為ではなく、患者さんの生活に関わる重要なものです。患者さんが安心して治療を受けられるよう温かいサポートをしたいと思っています。
当クリニックでは、患者さんのQOL向上を目指し、運動療法とフットケアに力を入れています。運動療法はエルゴメーター、グリッパー等を使用し、安全に運動指導を行い、フットケアは感染症や潰瘍等の合併症の予防や早期発見ができるよう、定期的に行っています。
また、医師、臨床工学技士、栄養士等、多職種とも連携し、チーム医療を実践することで、安全な透析医療を提供したいと考えています。

看護師長　鈴木敦子

西クリニックの臨床工学技士（CE）

CEは、厚生労働大臣の免許を受けて、医師の指示の下に生命維持管理装置の操作および、保守点検を行うことを業務としています。
生命維持管理装置とは、呼吸（肺）、循環（心臓）、代謝（腎臓）の機能の一部を代行する装置です。

【業務理念】
チーム医療の一員として、臨床工学分野の知識と技術の向上に努め、無症状で安楽な透析・効率の良い透析を目指しています。

【特徴】
機械の操作・保守管理の基本的な業務では、特に透析液の清浄化に力を入れています。臨床面でも、ベッドサイドへ行き、看護師とは違った立場で患者さんと関わっています。また、クリットラインなどの身体計測装置や血液検査値のデータをきめ細かく評価し、医師に情報提供し診療の補助を行っています。ポータブルエコーを用いたバスキュラーアクセスの管理もCEの重要な業務です。その他、透析の準備から終わりまで、患者さんが落ち着いて血液透析が受けられるように、日々努力をしています。
大学病院を何でも売っている百貨店とすると、当院は、痒いところに手が届くような専門店でありたいと考えています。

技士長　山川淳一